ということは「重大な違反」、またはそうではないのかは、金融庁において判断することだ。大方の場合、わずかな違反がけっこうあり、その関係で、「重大な違反」認定するのである。
いわゆる「金融仲介機能」「信用創造機能」さらに「決済機能」の3機能についてを銀行の3大機能と言うことが多く、「預金」「融資」「為替」の基本業務、最も肝心な銀行の持つ信用によって実現できるものであると考えられる。
中国で四川大地震が発生した平成20年9月に大事件。アメリカの最大手投資銀行のひとつであるリーマン・ブラザーズが突如破綻したというニュースがアメリカから発信された。この破綻が歴史的な世界的金融危機の原因になったため「リーマン・ショック」と呼ぶようになったのが理由。
2007年に誕生したゆうちょ銀行が取り扱っているサービスに関しては郵便貯金法(2007年廃止)の規定による「郵便貯金」ではない。他の銀行等と同じく銀行法での「預貯金」を根拠とするサービスということ。
ここでいう「重大な違反」にあたるのかあたらないのかは、金融庁が判断を下すことなのです。ほぼ全てのケースでは、微々たる違反がひどくあり、それによる相乗効果で、「重大な違反」認定されてしまうことが多い。
保険業を行う者の業務の健全かつ適切な運営および保険募集の公正を確保することなどを目的とした保険業法の定めに基づき、保険会社と呼ばれるものは生保を扱う生命保険会社もしくは損保を扱う損害保険会社に分かれることとされており、2つの会社とも内閣総理大臣による免許(監督および規制は金融庁)を受けた会社のほかは経営できないということ。
Y2Kともいわれた2000年7月、大蔵省(当時)から金融制度の企画立案に関する事務をも統合し1998年に発足した金融監督庁を金融庁(金融再生委員会下ではあるが)に改編。そして平成13年1月、金融再生委員会は中央省庁再編にともない廃止され、内閣府(旧総理府)直属の外局となった。
我々の言う「失われた10年」が示すのは、ある国全体であったりどこかの地域における経済が10年以上の長期間にわたって不況そして停滞に襲い掛かられた時代を語るときに使う言い回しである。
西暦1998年6月、大蔵省(現在の財務省)銀行局や証券局等が所掌していた事務のうち、民間金融機関(民間資本によって運営される銀行等)等の検査・監督に関する部分を分離することで、総理府(当時)の内部部局ではなく強力な外局として金融監督庁という組織が発足したということ。
【用語】外貨MMFって何?現在、国内で売買してもよいとされている外貨商品。外貨預金と比較して利回りがかなり高く、為替変動によって発生した利益が非課税だというメリットがある。さっそく証券会社で購入しよう。
BANK(バンク)という単語はあまり知られていないけれどイタリア語の机やベンチを意味するbancoに由来するもので、ヨーロッパ最古である銀行の名は15世紀に当時大きな勢力を持っていたジェノヴァ共和国で設立され、政治的にも大きな影響があったサン・ジョルジョ銀行であるという。
全てと言っていいほど上場している企業では、企業運営の上で、資金調達が必要なので、株式と社債も発行することが多い。株式と社債の最大の違いとは、社債には返済義務があるということである。
最近では我が国の金融・資本市場における競争力を強化することを目的とした規制緩和のほか、金融に関する制度のますますの質的向上が目指されている試み等を積極的に実施する等、市場環境に加えて規制環境の整備が推進されていることを知っておきたい。
小惑星探査機「はやぶさが話題になった平成22年9月13日、日本振興銀行が破綻(民事再生手続開始)するのである。これによって、史上初のペイオフが発動して、預金者全体の3%程度とはいえ数千人の預金が、初適用の対象になったと噂されている。
覚えておこう、バブル経済(日本では80年代から)とは何か?時価資産(不動産や株式など)の市場での取引金額が度を過ぎた投機により実際の経済成長を超過してもなお継続して高騰し、とうとう投機によって持ちこたえることができなくなるまでの経済状態を指します。